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■自転車の車道左側端通行が危険と感じるのは、自動車が交通ルールを守っていないから

 6月1日から道路交通法の改正法が施行され、自転車で悪質な違反を繰り返した者に対して講習の受講義務が課されるようになった。このことを受けて自転車の交通ルールに関心が高まったところである。そのうち、自転車が車道の左側端を走るというルールは、これを守っていたら逆に危ないなどという意見が見られた。
 ところが、である。自転車が車道の左側端を走るのが危険なのは、自動車が道交法をきちんと守っていないからだというのはあまり知られていない。自転車の車道左側端通行の何が危険かといえば、自転車の横を自動車が高速で走りぬけるのが危険なのだが、道交法をきちんと守っていればそもそもこういうシチュエーションが発生するわけがないのだ。
 自転車がよく走るであろう市街地について言えば、二車線道路ではせいぜい時速50km規制。歩行者が多い道(だいたい700人/毎時の通行量)なら時速40km規制。東京周辺だとたいていの二車線道路は40km規制がなされている。時速40kmというスピード、結構遅い。このスピードで横を走り抜けても危険を感じるというほどのことはない。それが危険だというのは、要は自動車が交通規制を守っていないからである。
 では片側二車線の四車線道路はどうなんだという疑問もわいてくるところだが、こちらも道交法をきちんと守っていれば自転車が危険を感じることはまずない。速度規制について言えば、市街地の四車線道路では歩行者が多ければ時速50km規制、歩行者が少なければ時速60km規制だ。。東京周辺だと四車線で時速50km規制のところが多い。さすがに時速50km~60kmだとスピードは出ている。しかし、片側二車線以上ある道路では、追い越しの際は右の車線に移るように道交法で定められている。これは自転車を追い抜くときも例外ではない。であるから、自動車が道交法を守っていれば、自転車の真横を時速50kmで走り抜けるというシチュエーションはこれまたありえないことになる。
 以上見てきたように、自転車が車道左側端を走るのが危険だというのは、自動車が道交法を守っていないから、ということである。
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テーマ:自転車 - ジャンル:ライフ

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ブログ名変えた(2011.4.24)。落ち着かないなあ。

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