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■子どもの入信について その5

今回もまたもや前回の記事の続きである。
前回の記事に対してにっし~氏が言及(はてな版はこちら)しているので、私もごにょごにょと。

前提が共有されているとしたら話は早い。親に与えられている自由は「教育をする自由」。だから、自分の意思を子どもの意思かのように擬制させる自由まで保障される訳がない。
一般に、教団への入会は本人の固い意思が必要であるはずで、これを親の意思のみによって行うというのは完全に親の意思を子どもの意思と擬制させていると言わねばならない。
なお、確かに教育については子どもの意思が必ずしも尊重される訳ではないが、これは全て子どもの教育を受ける権利を確保するためのものだ。
子どもの権利を保護するために自由を制約しているわけだ。
決して親の好みのために自由を制約しているわけではない。
で、子どもを親の意思によってある教団に入会させることで子どものいかなる権利を保護しようとしているのか。
そして、その権利は子どもがその宗教を信じない自由に優先すると言わなければならないのか。
こう考えると、やはり親が子どもをある教団に勝手に入会させるのは親権の濫用と言わなければならない。
よって、入会契約は無効という結論となる。

ただ、実務ではいちいち無効だなどと主張して裁判に持ち込むよりも脱会届を送りつける方が手っ取り早いというのは認める。結構微妙な法解釈も行っていることも認める。
しかし、結局代理権で(一応)行えるのは会員名簿への登録のみ。そこから先は本人の同意がなければ1センチも進めないのであるからほとんど無意味な気もするのだが。
そもそも本人の同意があれば入会だって「本人の意思」によりできるわけで。
せいぜい文化庁に信徒数を上乗せして報告できるのが唯一のメリットか。
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Author:資料屋
ブログ名変えた(2011.4.24)。落ち着かないなあ。

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