■消えた(と思ったら全然消えてなかった)「名誉館友」
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■前書き

創価学会名誉会長池田大作氏は実にたくさんの顕彰をお持ちだ。創価学会サイトを見ればその数にため息が出そうだ。

ここからは2ちゃんねる内「創価信者に朗報!12万円で憧れの先生と同じ顕彰7」スレ(もちろん前エントリーで取り上げたスレの次スレだ)よりの情報。

この中から創価学会が消してしまった「顕彰」がある。
これを載せていた当時のページのweb.archive.もブロックしてしまったというから尋常ではない。
さて、消された顕彰とは「オックスフォード大学ボードリアン図書館名誉館友」というもの。

実はこれ、日本円にして約12万円ほども支払えば誰でも受けられる部外者図書館利用証に過ぎないのだ。
〔2010.10.16追記〕
池田氏が受けたものはれっきとした顕彰でした。ここにお詫びいたします。詳細はこのエントリをご覧下さい。

これはボードリアン図書館のページにも明記されている。
ネット上で指摘され、慌てて消去したのだ。
まあ、外国のSGIにはまだ残っているし、学会員が作ったと思しきページのweb.archive.にも写真付きで残っているが。

じゃあ、決して消し去れない聖教新聞の記事はどう取り上げたのか。それを検証しよう、見るべ見るべと言うのが趣旨である。

先んじて言えば、金で買える単なる部外者図書館利用証に過ぎない「終身名誉館友証」をずいぶんと華々しく飾って取り上げたというのが結論である。

それでは、記事の写真を示しつつ、検証を始めることとしよう。

※学会員が作ったと思しきページのweb.archive.はエンコードを日本語(自由選択)にしてご覧ください。
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■検証その1:錚々たる面々が随行したヨーロッパ歴訪

名誉館友の「授賞式」は、1989年5月20日からの池田氏のヨーロッパ歴訪の途上で行われた。
このとき随行したのは、池田氏の夫人、原田稔副会長(現会長)ほか6名の副会長、
理事長及び当時の創価大学学長という錚々たるメンバーである(1989年5月20日聖教新聞一面を参照)。

学会から錚々たるメンバーが随行しておいて、その同じ組織の機関紙部門である聖教新聞社が一面から三面まで埋めておいて単純ミスだったなどとは言わせないぞ

※知らない方のためにちょっと補足。ウィキペディアより聖教新聞社の解説記事

というわけで、故意に、組織一丸となって行われたと考えて差し支えなかろう。
なお、1989年5月20日の聖教新聞は、池田氏がオックスフォード大学から招へいを受けたとしている。
もっとも、ロンドン大学やイギリス日蓮正宗からも招へいを受けたとはしているが。

ただし、1989年5月15日の聖教新聞において、池田氏が創立者である東京富士美術館においてボードリアン図書館の特別重宝展が行われることになったと報じられた。
開催は1990年9月とのことで、マグナカルタまで出品予定だと述べている。
とすれば、確かにボードリアン図書館側としても協力することになった展覧会を開催する美術館の最高幹部を招こうと考えても不思議ではない。
なにしろ重宝を持ち出すことになるわけだし、実務者協議とは別に最高幹部レベルでの会談もしておこうと考えるのは別に不自然ではない。
この展覧会が、いったいどのようないきさつで行われたのかは判然としないの以上、さしあたってはこのような穏当な解釈を採る事とする。


さて、池田氏のヨーロッパ歴訪であるが、当時の聖教新聞は連日一面で逐一池田氏の足取りを報じている。やれ英国のサッチャー首相(当時)と会談したとか現地のSGIメンバーに指導をしただの。
これは、この歴訪が組織内では当時かなり大きなインパクトを持っていたということを示している。
正直、筆者自身新聞をめくりつつここまで大きな扱いを行っていることに驚きを隠せなかった。

まあ、よくよく考えて見れば、池田氏はそうそう外国旅行へ行かないのであるし、外国旅行の際には学会員に対して
「先生の乗った飛行機が揺れませんように」なんてことまで勤行で祈ることが指示されたりするから当然ではあるが。

当初は問題の記事を発見するのはかなりの注意力が必要だろうと覚悟していたが、実にあっさりと見つかる事になる。


あれだけ大々的に記事にしていれば見落とせるわけがない。
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■検証その2:大々的に取り上げられた「贈呈式」

〔2010.10.16追記〕池田氏が受けたのはれっきとした顕彰です。詳細はこちらをご覧下さい。お詫びして訂正いたします。

そして、新聞をめくり、6月分に突入していよいよ名誉館友授賞式の記事に突き当たった。

19890602seikyo1men

1989年6月2日の聖教新聞一面の上半分の写真である。A3で複写しても記事すべてを一枚に複写できなかったほどの大きさだ。

…いや、確かに、顕彰とは一言も書いてはいない。ボードリアン図書館の館長が図書の寄贈によってオックスフォード大学での研究に資すると言ったとも書いてはいる。
和文学術図書を2000冊贈呈したとも見出しにしている(記事を読むとこれまで累計で5000冊ほど寄贈したそうだ)。でも、よ。

なんだって「教育と平和への貢献たたえ」になるのよ。

1989年6月2日の聖教新聞「寸鉄」なんて5分の3がオックスフォード大学訪問を取り上げているし(まあ名誉館友証の話題だけではないが)、記事中でははっきりと「贈呈式」と述べている。

しかも三面までほぼこの記事で埋められている。

これを見て私は思わず笑ってしまった。

19890602seikyo2men


今度の写真は1989年6月2日聖教新聞第二面。
ご丁寧にも、わざわざスピーチまでしていらっしゃる。しかし、だ。

仮にも公称800万という信者を抱える教団のトップが誰でも買える図書館利用証をもらって「かくも丁重なるセレモニーを催していただき」なんてスピーチまですると思うかよ?

さらにはご署名シーンまで大々的に掲載。
これではどう考えてもさも権威ありげに見せるための演出にしか見えない。顕彰とは明記せずとも十分にそのような印象を持たせている。
構図などから見るに、別のエントリーで取り上げた学会員が作ったと思しきページのweb.archive.に収録されている写真はこの面の「教育への思いを託し署名」とキャプションが付けられた写真とほぼ前後して撮影されたと思われる。
ただし、先のエントリーでも述べた展覧会へ向けて、最高幹部レベルでの会談を行ったので図書館としては賓客として遇したという穏当な解釈も可能ではある。

では、三面に移ることにしよう。

19890602seikyo3men

これが1989年6月2日聖教新聞三面である。
広告を除き全面オックスフォード訪問の模様の写真で埋め尽くされている。

いいですか~皆さ~ん、ここで仰々しく池田センセイが受けているものは単なる部外者図書館利用証ですよ~(^O^)/

ここまで見てくればもう誰も単なる部外者図書館利用証だとは思わない。
もう、どう見ても権威を演出するために計算しつくされた記事のレイアウト。
池田氏がいかに権威ある顕彰を授けられたかを読者に植え付けることに成功していると言っても過言ではない。

なお、筆者もかなり長い間聖教新聞を購読しているが、記憶の限りではここまで大きく「顕彰」を扱った事例は知らない。

アンサイクロペディアの聖教新聞の解説記事の記述通り、図書館利用証はちゃんと聖教新聞に載せられていた。
いや、シャレになりませんよ…

まあ、確かに、かなり大口の寄付を行った人に対して表彰を行うことはある。(日本赤十字社は良い例。)
しかし、先に挙げた紙面のように大々的に取り上げるほどのものでもないはずだ。

どう見ても顕彰詐称です。本当にありがとうございました。
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■検証その3:「特別重宝展」の本当の重みは?

以前のエントリーで取り上げた重宝展について。

実は、マグナ・カルタ、国内で展示したところが他にもあったのだ。しかも、国立の施設なんかではない。
人口約40万人(これは平成12年の人口だが)の豊田市の市立中央図書館が1998年に行っているのだ。
詳細はこの展覧会をサポートした会社のページに明記してあるし、展覧会の存在そのものなら豊田市のページにも記されている。ということは、だ。

この重宝展は地方都市レベルで実施できるものだった

ということで、この展覧会、少なくとも、世界のSGI会長(笑)の功績としてはあまりに小さいのは確かだ。

なお、ボードリアン図書館を個人の権威付けに利用したりしない豊田市の取り組みは純粋に評価できるものであって、到底両者は比較できるものでないことを付記しておく。言うまでもないかw

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■実は消す気などさらさらない「名誉館友」

あけましておめでとうございます。皆さんは新春をどのようにお迎えになられたでしょうか。
実は、ワタクシ、一応学会員でして、聖教新聞も購読しております。
やはり元日の新聞はたとえ聖教新聞といえども紙面の構成を見るだけで新年を迎えたという清々しさを感じます。
さて、お雑煮をつつきつつ先生からの年賀状を見てみますと、池田先生の素晴らしい功績が大きな記事となっております。
そういえば今年は池田先生が80歳を迎えるという記念すべき年でした。
時事ニュースも一切掲載されておらず、このあたり正月くらいは浮き世の憂さを忘れようという先生の暖かい配慮を感じることができます。
間違っても手抜きなどとは思ってはいけません。
さて、元日の聖教新聞は2部構成となっておりまして、このあたりもまた、新年を迎えたことを実感させてくれるものです。
その本日付聖教新聞第2部一面を見ますと、なんとあの「終身名誉館友」が登場しております。しかも、見出しによれば「終身名誉館友に就任」だそうで。この記事、全面を使って取り上げております。
(写真及びそれに付されたキャプションは聖教新聞社サイト内で閲覧できます。こちら

これを見ておりますと、池田センセイの「功績」を探すためにわざわざ古い聖教新聞をめくりに国会図書館くんだりへ出かけて行かずともいいようにという先生の暖かいご配慮を実感させてくれます。

みなさーん、注目ー。新年早々顕彰詐称ですよー(^O^)/

もう一度書いておく。オックスフォード大学ボードリアン図書館名誉館友とは単なる部外者図書館利用証だ。
〔2010.10.16追記〕池田氏が受けたのはれっきとした顕彰でした。お詫びいたします。詳細はこちらをご参照下さい。

いや、本当に雑煮吹いたぞ。どうしてくれるんだ。

前スレ

887 :名無しさん@お腹いっぱい。 :sage :2007/12/08(土) 15:01:38 ID:???
信者を騙した決定的な証拠か。楽しみだ。1月2日の先生への最高のお誕生日祝いだな。

888 :政教分離名無しさん :2007/12/08(土) 15:12:59 ID:vwAN1GYM
聖教新聞で、また、無かったことになる記事が増えるのか?w

このような発言があったが、どうやら取り越し苦労だったようだ。
Webから消したのはあくまでも外部向けの対策であって、信者にはまだまだ自慢を続ける気が満々のご様子。
無かったことにする気などさらさらない。
国会図書館くんだりへ行かずとも次から次へとボロを出してくれるのだから手間は確かに省けるが。
一旦は消し去ったということで、さすがの創価でも少しは恥という感覚があると思った自分は甘かった。

指摘されていてもまだまだ顕彰扱いで聖教に載せるなんていうのはもう呆れかえるほかない。
しかも新年早々。

この記事は今年も一年間信者を騙し続けるという意思表明だろ

まさしく、一年の計は元旦にあり。

それでも、こんな記事を載せたら脱会者が激増するのではないかと老婆心ながら心配してしまうのだが、学会は信者への情報管理はしっかりしているので問題ないと考えているのだろう。
信者がいかにマインドコントロールされているかもわかるというものだ。
フランス政府がセクトとして指定したのもうなずける。

というわけで、池田センセイのご自慢はまだまだ続きそうだ。
すべては信者が出した財務のおかげなのだが。


ところで、捏造だなどと叫んでいた学会員はこの記事を見たときにどんな反応するだろうか。楽しみだ。
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